Last updated on December 22, 2015
Ranunculus nipponicus Nakai var. submersus H.Hara
いわゆる水草というジャンルでは最も有名と思われるバイカモ
Canon EOS7D + EF300mm F4L IS USM + EF1.4xII
Kamishihoro Town in July, 2014
沖縄を除く全国に分布する日本固有種です
Canon EOS5D + EF300mm F4L IS USM
Kamishihoro Town in July, 2014
花は径1.5cmほどの5弁花
Canon EOS7D + EF300mm F4L IS USM + EF1.4xII
Kamishihoro Town in July, 2014
しばしば水中でも花を咲かせ閉鎖花もつけます
Canon EOS5D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Kamishihoro Town in July, 2014
葉は3〜4回の三出複葉で終裂片は糸状…とのこと
Canon EOS5D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Kamishihoro Town in July, 2014
清流でなければ生育できないのです
Canon EOS5D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Kamishihoro Town in July, 2014
北海道RDB(2001) 希少種(R)
【 参考文献 】
畔上能力・菱山忠三郎・西田尚道 (2013)『増補改訂新版 山に咲く花』門田裕一監修, p.235, 山と渓谷社.
Hinoma, A. 2001. FLORA OF HOKKAIDO - Distribution Maps of Vascular Plants in HOKKAIDO, JAPAN. [ http://www.hinoma.com/maps/plants/m66026a.gif ] (accessed December 20, 2015).
角野康郎 (2014)『ネイチャーガイド 日本の水草』p.225, 文一総合出版.
古賀啓一・角野康郎・瀬戸口浩彰 (2006)「近畿地方におけるバイカモの分布と生育状況」分類 6(2), pp.121-130, 日本植物分類学会.
辻井達一・橘ヒサ子編著 (2009)『北海道の湿原と植物』p.38, 北海道大学出版会.
梅沢俊 (2012)『新 北海道の花』p.174, 北海道大学出版会.
「涼しげに清流の水面に揺れる可憐な水草は、気むずかし屋です ~バイカモ~」,『農村工学研究所メールマガジン』2014年6月号, 農村工学研究所.
水源が湧水など年間を通して水温が安定し透明度の高い河川に見られるバイカモ。
清らかな水の流れにその身を委ねながら、水上で花を咲かせる姿に風情を感じます。
バイカモが生育している川は、綺麗な水の流れであるということの裏返しですね。
扇形の浮葉をつけるイチョウバイカモが基準変種。バイカモは浮葉をつけません。
北海道ではさらに2種があり、全体小型で花床(花托)に毛がないチトセバイカモと、
花の径が2cmと大きめのオオバイカモが分布し、両種共に産地は限られています。