Last updated on January 9, 2016
Salix nakamurana Koidz. subsp. yezoalpina (Koidz.) H.Ohashi
幹が地を這うように伸びるエゾノタカネヤナギ
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Taisetsu - Hakuundake in Mid July, 2013
雌雄異株です…これはめんこい雄花
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Taisetsu - Hakuundake in Mid July, 2013
これも雄花…芽吹いてしばらくは白く長い毛をまとっています
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Taisetsu - Hakuundake in Mid July, 2013
環境省RL(2015) 絶滅危惧IB類(EN)
【 参考文献 】
Hinoma, A. 2002. FLORA OF HOKKAIDO - Distribution Maps of Vascular Plants in HOKKAIDO, JAPAN.
[ http://www.hinoma.com/maps/plants/m6076.gif ] (accessed January 8, 2016).
Ohashi, H. 2000. A Systematic Enumeration of Japanese Salix (Salicaceae). The Journal of Japanese Botany 75(1): 1-41.
佐藤孝夫 (2011)『増補新版 北海道樹木図鑑』p.115, 亜璃西社.
清水建美編著 (2014)『増補改訂新版 高山に咲く花』門田裕一監修, p.176, 山と渓谷社.
梅沢俊 (2007)『北海道 春の花 絵とき検索表II』p.36, エコ・ネットワーク.
梅沢俊 (2009)『新版 北海道の高山植物』p.261, 北海道新聞社.
梅沢俊 (2014)『新版 北海道山の花図鑑 利尻島・礼文島』p.39, 北海道新聞社.
以前は独立種でしたが、現在は本州に分布するレンゲイワヤナギの亜種という位置づけ。
レンゲイワヤナギと分けない見解もあり、分類の変遷と共に和名も変更されてきました。
まるで産毛に包まれながら芽吹く葉と花序は、コロコロした感じで文句無しにめんこい!
幹が地を這うように伸びるので、あたかも地面から葉と花序が出ている印象があります。
葉裏の脈が隆起するものはイヌマルバヤナギ、日高山脈にはヒダカミネヤナギが産します。