Last updated on December 4, 2015
Dactylorhiza aristata (Fisch. ex Lindl.) Soó
山に登って見られるランと言えばハクサンチドリ
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Iwaonupuri in June, 2012
登山道脇では大変おなじみの存在です
Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Orofure in June, 2009
どこに咲いていても目立つ花色です…ミネヤナギの中からニョキッと
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Tokushunbetsu in June, 2015
先がとがる萼片や側花弁が大きな特徴
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Iwaonupuri in June, 2012
まるでスミレのような距が花の後方へ伸びています
Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Iwaonupuri in July, 2009
短めの蕊柱の先に赤紫色の花粉塊が二つ見えます
Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Sapporo City in June, 2009
花色は濃いものから薄いものまで様々
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Soranumadake in June, 2014
マルハナバチにも大人気…これはエゾオオマルハナバチ
Canon EOS20D + EF24-105mm F4L IS USM
Mt. Orofure in June, 2009
花は360度対応OK…広線形〜被針形の葉が数枚互生
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Iwaonupuri in June, 2012
北海道では山だけではなく平地や海岸沿いでも見られます
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Erimo Town in June, 2014
これは自宅近くの森(標高150m)にて…なぜこんなところに?
Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Sapporo City in June, 2009
日当りの良い場所がお好みのようです
Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Iwaonupuri in July, 2009
【 参考文献 】
清水建美編著 (2014)『増補改訂新版 高山に咲く花』門田裕一監修, p.30, 山と渓谷社.
梅沢俊 (2009)『新版 北海道の高山植物』pp.272-273, 北海道新聞社.
梅沢俊 (2012)『新 北海道の花』p.288, 北海道大学出版会.
山に登って見かけるランの仲間というと、やはりハクサンチドリ。
遠くからでもわかる花色で、多くの登山者さんに人気があります。
自分も植物に興味を持つ以前からその存在はよく認識していました。
高山植物的なイメージですが北海道では海岸沿いや平地でも見られ、
後志地方の山間を貫く道などでは、法面で咲く姿を目にすることも。
とは言え、自宅近くのマイフィールドとしている森で見つけた時は、
さすがに我が目を疑いましたね…何せ市街地の目と鼻の先なので。
ハクサンチドリの萼片と側花弁は先がとがることが大きな特徴で、
似ているノビネチドリやテガタチドリの萼片や側花弁はとがりません。