Last updated on March 28, 2014
Dicentra peregrina (Rudolph) Makino
高山植物の女王と言われるコマクサ
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Taisetsu - Akadake in June, 2013
他の植物が育ちづらい礫地などで見られます
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Taisetsu - Midoridake in July, 2012
馬の顔のような花&タワシのような葉が個性的
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Taisetsu - Akadake in August, 2009
馬面の花は4枚の花弁で構成されています
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Taisetsu - Akadake in June, 2010
三出状に細かく裂ける葉は水分を集めるのに役立ちます
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Taisetsu - Akadake in August, 2009
高山植物の女王だけに?生命力はかなりあります
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Taisetsu - Akadake in August, 2009
花を落とした犯人はおそらくウスバキチョウの幼虫
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Taisetsu - Akadake in August, 2009
地中に広がる根は地上部の何倍もの長さがあるとのこと
Canon EOS5D + EF300mm F4L IS USM + EF1.4xII
Mt. Taisetsu - Akadake in July, 2013
この年は目を見張るような良い花つきでした
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Taisetsu - Akadake in July, 2013
往々にして「高山植物の女王」という肩書きが付くほど著名なコマクサですが、
初対面した時の印象は「変な花だな」でした(意見には個人差があります…笑)。
パイオニア植物的な存在で、他の植物が生育できないような礫地などに進出し、
大雪山系などでは、天然記念物のウスバキチョウ幼虫の食草としても有名です。
天塩岳や樽前山などで誰かが植えたコマクサが定着しているというニュースが、
近年よく報じられています。この山々には、本来コマクサが分布していません。
環境省や地元自治体では、数年に渡り抜き取り作戦を展開しているようですが、
地上部からは想像できないほど地中に広く根を張るので、除去は難儀しそう…。
天塩岳や樽前山においてコマクサは外来種。生態系の人為的な改変はいけません。