Last updated on April 13, 2014

コウライテンナンショウ - 高麗天南星

Arisaema peninsulae Nakai

コウライテンナンショウ全体

花は葉より高い位置につくことが多いコウライテンナンショウ

Canon EOS5D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Ebetsu City in Early June, 2013

コウライテンナンショウ芽出し

芽出し…この模様が広義のマムシグサという和名の由来らしい

Canon EOS5D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Ebetsu City in Late May, 2013

コウライテンナンショウ全体

成長はかなり早いですね

Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di Macro
Sapporo City in Mid May, 2009

コウライテンナンショウ花

サトイモ科らしい見事な仏炎苞です

Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di Macro
Sapporo City in Mid May, 2009

コウライテンナンショウ花

中に見える棒は付属体というらしい…どういう役割なんだべ?

Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di Macro
Sapporo City in Late May, 2009

コウライテンナンショウ花

横から見ると仏炎苞がまるでリーゼントヘアー

Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di Macro
Sapporo City in Late May, 2009

コウライテンナンショウ雄株

雄株は苞の合わせ目に敢えて隙間を作り入り込んだ虫を逃がします

Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di Macro
Eniwa City in Late May, 2010

コウライテンナンショウ果実

稔る果実はグロテスク

Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di Macro
Sapporo City in Mid September, 2009

コウライテンナンショウ果実

やがて茎が枯れ種子が地面へ

Canon EOS5D + EF200mm F2.8L II USM
Tomakomai City in Early October, 2010

コウライテンナンショウ生育環境

奇妙な容姿と不思議な生態が個性的で面白い!

Canon EOS20D + EF24-105mm F4L IS USM
Sapporo City in Late May, 2009

高麗天南星 - コウライテンナンショウ

- サトイモ科 テンナンショウ属 -

このテンナンショウ属は、分類が二転三転…一般ピーポーな観察者も、認識が大変ですよ。
変遷を辿ってみると…「エゾテンナンショウだ」→「いやコウライテンナンショウだべ」→
「やっぱりマムシグサだ」→「再検討の結果、やっぱりコウライテンナンショウだべな〜」
という訳で、写真は全てコウライテンナンショウということになりましたよ(2013春時点)。
ヒトによる勝手な分類はさておき…その奇抜な姿形と共に、虫達を見事に操る花の構造や、
条件に応じて性転換するという臨機応変な生態は、好奇心を大いに刺激してくれますね!

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