Last updated on June 20, 2014
Trollius japonicus Miq.
直立した袋果の残存花柱が2mm以上残るシナノキンバイ
Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Shokanbetsudake in July, 2009
北海道では脊梁山脈から西側の高地で見られます
Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Shokanbetsudake in July, 2009
4cmほどもある大きく見応えのある花です
Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Shokanbetsudake in July, 2009
(花弁に見える)萼片は5〜7枚&本物の花弁は雄しべに混ざっているオレンジ色のもの
Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Shokanbetsudake in July, 2009
マルハナバチも頻繁に訪花します…これはエゾオオマルハナの働きバチかな?
Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Shokanbetsudake in July, 2009
森林限界を越えた夏の草原で主役級の存在
Canon EOS20D + EF24-105mm F4L IS USM
Mt. Shokanbetsudake in July, 2009
盛夏…山登りの苦労を癒すように、森林限界を超えた草原で登山者を迎えてくれます。
エゾノハクサンイチゲの白と競い合うように、大きめの黄色い花が風に揺れています。
近縁種のチシマノキンバイソウとの違いは、袋果の残存花柱の長さ…なかなか難しい。
もっとわかりやすい違いは、北海道を各地に分けるような分布域なのかもしれません。
チシマノキンバイソウは大雪山系を含む東側、シナノキンバイは増毛山地以南の西側。
日高山脈にヒダカノキンバイソウという固有種、利尻島には固有亜種ボタンキンバイ、
礼文島はレブンキンバイソウ、道北にはまだ解明されていない不明種もあるようです。
いつかは全てを見比べてみたいものですが、叶うかどうか…北海道は少々広すぎます。