Last updated on February 2, 2016

タカネヤハズハハコ - 高嶺矢筈母子

Anaphalis lactea Maxim.

タカネヤハズハハコ全体像

葉の手触り感が最強(だと個人的に思う)のタカネヤハズハハコ

Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Apoidake in August, 2012

タカネヤハズハハコ生育環境

超塩基性岩地で比較的多く見られる印象

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Hobetsu - Mukawa Town in June, 2015

タカネヤハズハハコ全体像

全体が綿毛に被われているので白っぽく見えます

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Apoidake in July, 2014

タカネヤハズハハコ花拡大

散房花序につく頭花は筒状花のみで構成されます…これは雄花?両性花?

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Apoidake in July, 2014

タカネヤハズハハコ花拡大

白い花弁に見えるものは総苞片です…これは雌花か?

Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Apoidake in August, 2009

タカネヤハズハハコ葉

葉は倒被針形で先がとがります

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Hobetsu - Mukawa Town in June, 2015

タカネヤハズハハコ葉

アポイ岳のものは葉にまるみがあるのでアポイハハコと呼ばれることも

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Apoidake in July, 2014

タカネヤハズハハコ全体像

アポイハハコと呼ばれるタイプは草丈が高いことも特徴

Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Apoidake in August, 2009

高嶺矢筈母子 - タカネヤハズハハコ

- キク科 ヤマハハコ属 -

北海道では、超塩基性岩地であれば標高を問わず多く見られる印象があります。
上に載せたもののうちアポイ岳産のものは、葉がややまるく背丈も高いことから、
品種アポイハハコ( f. robusta )とする見解があるようです…が、YListによると、
アポイハハコはタカネヤハズハハコの単なる別名ということになっています。
それはさておき…この葉に触れたことはありますか?とてもいい手触りですよ!
例えるなら、ビロードのような感触?あるいは書道に使う下敷きマット的な?
ニヤニヤして葉を幾度も触っている変な奴を見たら、それはおそらく私です(笑)。

【 参考文献 】

梅沢俊 (2009)『新版 北海道の高山植物』pp.12-13, 北海道新聞社.

清水建美編著 (2014)『増補改訂新版 高山に咲く花』門田裕一監修, p.382, 山と渓谷社.

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