Last updated on January 9, 2016
Saussurea yanagisawae Takeda var. nivea (Koidz.) Nakai
地面にへばりつくように咲くユキバトウヒレン
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Taisetsu - Akadake in August, 2009
蕾です…これはユキバタカネキタアザミと呼ばれていたタイプかも
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Taisetsu - Midoridake in July, 2012
葉の裏が毛で真っ白になることがウスユキトウヒレンとの違い
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Taisetsu - Akadake in August, 2009
数個の頭花がまとまってつき各々の小花は筒状花のみ
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Taisetsu - Akadake in July, 2013
総苞は鐘形で蜘蛛毛があります
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Taisetsu - Akadake in August, 2009
マルハナバチやタテハチョウの仲間に大人気!これはエゾオオマルハナバチの♂かな?
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Taisetsu - Hakuundake in August, 2009
これはエゾオオマルハナの働きバチかな…がっつり花粉まみれ
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Taisetsu - Koizumidake in August, 2015
コヒオドシが訪花している場面にはしばしば遭遇します
Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Mt. Taisetsu - Hakuundake in August, 2009
【 参考文献 】
Hinoma, A. 2000. FLORA OF HOKKAIDO - Distribution Maps of Vascular Plants in HOKKAIDO, JAPAN.
[ http://www.hinoma.com/maps/plants/m9854.gif ] (accessed January 7, 2016).
木野田君公・高見澤今朝雄・伊藤誠夫 (2013)『日本産マルハナバチ図鑑』pp.88-91, 北海道大学出版会.
日本チョウ類保全協会編 (2012)『フィールドガイド 日本のチョウ』p.229, 誠文堂新光社.
清水建美編著 (2014)『増補改訂新版 高山に咲く花』門田裕一監修, p.415, 山と渓谷社.
梅沢俊 (2001)『北海道 夏〜秋の花 絵とき検索表III』pp.24-25, エコ・ネットワーク.
梅沢俊 (2009)『新版 北海道の高山植物』pp.30-31, 北海道新聞社.
華やかな高山植物たちの影で少々地味な存在ですが、昆虫には大人気です。
母種のウスユキトウヒレンには数多くの変種や品種が報告されていますが、
このユキバトウヒレンも変種の一つで、母種と共に北海道の固有種です。
ちなみにこのサイトでは変種として扱いましたが、品種とする見解もあり。
葉の裏が綿毛で真っ白になることがウスユキトウヒレンとの大きな違い。
全体的にも毛が多い気がしますが、頭花はウスユキトウヒレンと同じです。
大雪山系ではこのユキバトウヒレンが最も多く見られる印象を受けました。