Last updated on February 1, 2016

オオガンクビソウ - 大雁首草

Carpesium macrocephalum Franch. et Sav.

オオガンクビソウ全体

北海道では産地がかなり限定的なオオガンクビソウ

Canon EOS7D + EF50mm F1.4 USM
Niikappu Town in Mid August, 2014

オオガンクビソウ花

径2cmほどもある大きな頭花が最大の特徴…葉状の苞が多数つきます

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Niikappu Town in Mid August, 2014

オオガンクビソウ全体

葉も大きく下部のものは長さ30cmほどにもなります

Canon EOS7D + EF50mm F1.4 USM
Niikappu Town in Mid August, 2014

オオガンクビソウ茎

茎には縮毛があり葉の基部は若干茎を抱いています

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Niikappu Town in Mid August, 2014

大雁首草 - オオガンクビソウ

- キク科 ガンクビソウ属 -

ガンクビソウ属では最大径の頭花を持ち、初めて目にした時はその大きさに驚きました。
高さ1mほどですが、葉も大きいもので30cmほどにもなるので、全体的に豪快な印象。
北海道では自生地がかなり南に、そして局所的なので、そこそこ稀な植物ではないかと。
コヤブタバコと姿が似ていますが、より花や葉が大きく頭花の色合いも黄色が目立ちます。

【 参考文献 】

畔上能力・菱山忠三郎・西田尚道 (2013)『増補改訂新版 野に咲く花』林弥栄・門田裕一監修, pp.562-563, 山と渓谷社.

Hinoma, A. 2002. FLORA OF HOKKAIDO - Distribution Maps of Vascular Plants in HOKKAIDO, JAPAN.
[ http://www.hinoma.com/maps/plants/m9536.gif ] (accessed January 29, 2016).

梅沢俊 (2012)『新 北海道の花』p.15, 北海道大学出版会.

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