Last updated on January 29, 2016
Carpesium cernuum L.
北海道では見かける機会が少ないコヤブタバコ
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Hakken in August, 2014
頭花は筒状花のみで柄があり径は15mmほど
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Hakken in August, 2014
葉は下部になるほど柄があり茎には軟毛がたくさん
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Hakken in August, 2014
【 参考文献 】
畔上能力・菱山忠三郎・西田尚道 (2013)『増補改訂新版 野に咲く花』林弥栄・門田裕一監修, pp.560-561, 山と渓谷社.
Hinoma, A. 2005. FLORA OF HOKKAIDO - Distribution Maps of Vascular Plants in HOKKAIDO, JAPAN.
[ http://www.hinoma.com/maps/plants/m9528.gif ] (accessed January 28, 2016).
梅沢俊 (2001)『北海道 夏〜秋の花 絵とき検索表III』pp.10-11, エコ・ネットワーク.
梅沢俊 (2012)『新 北海道の花』p.15, 北海道大学出版会.
北海道から九州まで分布するようですが、北海道では出会う機会がやや少なめ。
ただし存在感自体かなり地味な花なので、見逃している可能性もありますが。
全体の印象が何となく似ているミヤマヤブタバコやノッポロガンクビソウは、
明らかに頭花はコヤブタバコより小さめで黄色が強い印象なので見分けは容易かと。
オオガンクビソウは頭花がさらに大きく、葉も下部のものは30cmほどと大きめ。
そしてヤブタバコの頭花は明らかに小さく、花柄はないか、あってもごく短め。
“コ”ヤブタバコですが、ヤブタバコより頭花は大きいのでお間違えなきように。