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Vincetoxicum sublanceolatum (Miq.) Maxim. var. macranthum Maxim.
北海道ではやや西に分布が偏るシロバナカモメヅル
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Yuni Town in July, 2014
葉は対生し三角状長卵形で先がとがり全縁&基部は円形あるいは心形
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Yuni Town in July, 2014
花は葉腋から出る花序の先に数輪咲かせます
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Yuni Town in July, 2014
花冠は径2cmほどで5深裂…花冠裂片の先が捩じれるのはなぜなのか
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Yuni Town in July, 2014
つる性で他の植物に絡みますが地面を這うこともあります
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Yuni Town in July, 2014
【 参考文献 】
畔上能力・菱山忠三郎・西田尚道 (2013)『増補改訂新版 山に咲く花』門田裕一監修, p.403, 山と渓谷社.
Hinoma, A. 2005. FLORA OF HOKKAIDO - Distribution Maps of Vascular Plants in HOKKAIDO, JAPAN.
[ http://www.hinoma.com/maps/plants/m8541.gif ] (accessed April 5, 2016).
梅沢俊 (2012)『新 北海道の花』p.343, 北海道大学出版会.
北海道での観察機会は多からず少なからずといった印象で、やや日本海側に偏る分布。
新エングラー植物分類体系ではガガイモ科で、花の構造もガガイモと似ており複雑です。
和名に“シロバナ”を冠していますが、厳密には白ではなく緑がかったクリーム色ですね。
おそらく北海道には分布しない母種のコバノカモメヅルに比べて…ということでしょう。