北海道に自生するアヤメ属4種の見分け方をまとめてみました。
Last updated on December 12, 2015
Iris sanguinea Hornem.
アヤメ属の中では比較的乾いた環境でも見られるアヤメ
Canon EOS7D + EF300mm F4L IS USM + EF1.4xII
Otaru City in Late June, 2013
すっと伸びる花茎は分岐しません
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Shikaoi Town in Mid July, 2014
外花被には網目模様があり内花被はウサギの耳のように直立します
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Otaru City in Late June, 2013
葉は長さ30〜50cmで幅は5〜12mm
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Otaru City in Late June, 2013
厳しい環境下では背丈が低くなります…残念ながら花は終わりかけ
Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Erimo Town in Mid June, 2014
北海道に自生するアヤメ属4種の見分け方をまとめてみました。
もちろん他にも相違点はそれぞれにありますが、
上記の違いを押さえておけば見分けられるかと。
【 参考文献 】
畔上能力・菱山忠三郎・西田尚道 (2013)『増補改訂新版 山に咲く花』門田裕一監修, p.132, 山と渓谷社.
Hinoma, A. 2007. FLORA OF HOKKAIDO - Distribution Maps of Vascular Plants in HOKKAIDO, JAPAN.
[ http://www.hinoma.com/maps/plants/m5813pa.gif ] (accessed December 10, 2015).
梅沢俊 (2008)『北海道 初夏の花 絵とき検索表』p.52, エコ・ネットワーク.
梅沢俊 (2012)『新 北海道の花』p.336, 北海道大学出版会.
北海道に自生するアヤメ属4種の中では最も乾いた環境で見られ、
山間の開けた草地などで突然この鮮やかな藍色の花が現れ驚くことも。
北海道ではどちらかというと道東方面に多く自生しているようです。
ヒオウギアヤメ、カキツバタ、ノハナショウブとの見分け方は下記参照。